双極の波は あヲの波 創作とか診療日記とか

吐き出せない思いで窒息しないために

詩 『朝焼け』

昼夜逆転生活していると 朝の光が夕焼けのように惜しく じゃあ、夕焼けは夜の国の朝焼けなのかなと思って 書きました 『朝焼け』 夕焼けは 夜の国の朝焼け 太陽が水平線に すっかり呑み込まれ 力尽きる時を待つ 最後の一条の光が すっと消えると 辺りは急に…

詩 『元旦』

今年もマイペースで、 行けたらいいなと思っています。 どうぞよろしくお願いします。 『元旦』 昨日も今日も 空はずっとそこにあるのに 年をまたぐと すこーしだけ 晴れやか

詩 『人工衛星』

綺麗な夜空の写真を見ながら、 本物を星を見たのは いつだったろう?と思ったので。 都会の薄ら明るい空からは星は見えないんです。 『人工衛星』 あの北の空に輝く明るい星 あれは 北極星? それを中心に天が廻り 旅人の道しるべになる星? ううん あれは人…

詩 『最期の空』

最近は、近くを散歩するくらいしか外出しなくて、 特に、目新しい写真が撮れないのですが、 「今日も別に変わった形してないな、雲」と思って見上げた空が、 もしかして、これが最後に見る空になることだって、 あるかもしれない、と思って、 写真撮りました…

詩 『残りのことば』

『 残りのことば 』 月も 星も 風も 花も 木々も 海も 雨も 雪も 雲も 輝き 溶けて 吹き荒ぶ 広辞苑はあんなに重たいのに 詩人たちの手垢が付いた ことばばかり あとには 何が残されているのだろう? それでも 月は昇る 送電線の間(ま)に