双極の波は あヲの波 創作とか診療日記とか

吐き出せない思いで窒息しないために

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

詩 『海の底は見たことがない 』

最近、とても具合が悪くて、 とうとう抗うつ剤が追加になりました。 ちょっと前まで出来ていた 本を読むこと、音楽を聴くことが 出来なくなっています。 先のことはあんまり考えず、 抗うつ剤が効いてくるまで 海に漂うようにぼーっとしていようと思っていま…

詩 『十三夜』

『十三夜 』 雲はスマホでも撮れるけど 月は上手くは撮れない やっぱり月は 遠いんだね かぐや姫でもないくせに 月を見て ため息をつく十三夜

本の感想 『うたうおばけ』くどうれいん 『水中で口笛』工藤玲音

第165回芥川賞候補の『氷柱の声』の作者、くどうれいんさん(長い文章の時はひらがな表記、短歌・俳句の時は漢字表記)の第一歌集『水中で口笛』と、エッセイ集『うたうおばけ』を読んだ。 短歌の題材が、身の回りのもので、それがとても自然で、素敵に思え…

詩 『手のひらに修羅を』

タイトルは、寺山修司の『ポケットに名言を』から。 ポケットに文庫本をねじ込む時代から スマホで詩を読む時代になったなと思ったので。 片づけが苦手で、文庫本はよくなくして、 何度も同じ本を買ってしまいます。 なので、なくしたくない『春と修羅』は …

詩 『くじら』

くじらのダイナミックなジャンプを見るのが好きで、 インスタでリールを飽くことなく眺めています。 自分が、自力で行けない遠くの海に生きている生物。 自分と違い過ぎて、どうやって生きているのか 想像もつかないです。 『くじら』 本当は くじらの話をし…

詩 『無気力』

コロナ禍において、大うつ病、不安障害の患者が大幅に増加しているそうです。 medical.jiji.com そうですよね、元々、メンタルやられてる民は、 さらに一段深く落ち込んでいくようです。 『無気力 』 完全停止するのが面倒で そのまま呼吸し続けてる 最近 ず…

詩 『共感力』

共感力が高いのは、双極性障害2型の特徴の一つだそうです。 でも、思えば、小さい頃から、余計なことに首を突っ込むことが多かったですね。 「優しさ」と解釈されるものが、自分にとっては、 どの範囲の人たちのことまで考えればいいのだろう?と思いつつ、 …

9月の診察日記

9月は、とにかく夜眠れなかった。 朝6時ごろまで眠れない時が多く それは、眠剤を飲んでいなくても その時間になれば眠れるので、 まったく、薬が効いている気がしないと言った。 それで、昼間に寝てしまう。 天気が悪かったせいもあって、 ほとんど外にも出…