双極性障害2型
初音ミクちゃんの声で脳内再生されています。 最近、ニュースを見るのが辛くて なにも情報が届かないところへ行きたいと 思い続けています。 『ブルー・マーメイド/Blue Mermaid』 気が付いたら海の中 わたしは人魚になっていた 遠くに見える陸の灯り 暗い…
数日前に見た夢の光景を基に書きました。 人魚の顔は覚えてないけど、 陽に透かしたときに瓶の色が 水色と茜色が入り交じって、 とても綺麗でした。 『瓶詰めの人魚』 ある日 浜辺を歩いていると 砂に半分埋まった瓶を見つけた 遠くの国から 波に乗ってやっ…
昼夜逆転生活していると 朝の光が夕焼けのように惜しく じゃあ、夕焼けは夜の国の朝焼けなのかなと思って 書きました 『朝焼け』 夕焼けは 夜の国の朝焼け 太陽が水平線に すっかり呑み込まれ 力尽きる時を待つ 最後の一条の光が すっと消えると 辺りは急に…
10月に診察に行った時は、 本格的にうつ状態だった。 眠れないし、気分は沈むし、 先生に話していて、 涙がぼろぼろこぼれてきた。 だいぶ辛そうですね~、と言われて、 抗うつ剤を出しましょうか、という話になった。 実は、今の主治医にかかるときに、 以…
家族の誕生日ケーキの残りを 夜中に寝る前に食べてしまいました。 眠剤飲むと、判断力が低下しますよね・・・ (あくまで、自分のせいじゃない説) バレンタインも華やかな時間にはなりそうもないです。 『有罪 チョコレートケーキ』 朝起きたら 胃が痛かっ…
今年もマイペースで、 行けたらいいなと思っています。 どうぞよろしくお願いします。 『元旦』 昨日も今日も 空はずっとそこにあるのに 年をまたぐと すこーしだけ 晴れやか
最近は、薬を飲むためだけに 毎日を過ごしている気がします。 『 一日』 目覚める 薬をのむ ごはんを食べる 薬をのむ 薬をのむ 寝る わたしの一日
最近、とても具合が悪くて、 とうとう抗うつ剤が追加になりました。 ちょっと前まで出来ていた 本を読むこと、音楽を聴くことが 出来なくなっています。 先のことはあんまり考えず、 抗うつ剤が効いてくるまで 海に漂うようにぼーっとしていようと思っていま…
『十三夜 』 雲はスマホでも撮れるけど 月は上手くは撮れない やっぱり月は 遠いんだね かぐや姫でもないくせに 月を見て ため息をつく十三夜
第165回芥川賞候補の『氷柱の声』の作者、くどうれいんさん(長い文章の時はひらがな表記、短歌・俳句の時は漢字表記)の第一歌集『水中で口笛』と、エッセイ集『うたうおばけ』を読んだ。 短歌の題材が、身の回りのもので、それがとても自然で、素敵に思え…
タイトルは、寺山修司の『ポケットに名言を』から。 ポケットに文庫本をねじ込む時代から スマホで詩を読む時代になったなと思ったので。 片づけが苦手で、文庫本はよくなくして、 何度も同じ本を買ってしまいます。 なので、なくしたくない『春と修羅』は …
くじらのダイナミックなジャンプを見るのが好きで、 インスタでリールを飽くことなく眺めています。 自分が、自力で行けない遠くの海に生きている生物。 自分と違い過ぎて、どうやって生きているのか 想像もつかないです。 『くじら』 本当は くじらの話をし…
コロナ禍において、大うつ病、不安障害の患者が大幅に増加しているそうです。 medical.jiji.com そうですよね、元々、メンタルやられてる民は、 さらに一段深く落ち込んでいくようです。 『無気力 』 完全停止するのが面倒で そのまま呼吸し続けてる 最近 ず…
共感力が高いのは、双極性障害2型の特徴の一つだそうです。 でも、思えば、小さい頃から、余計なことに首を突っ込むことが多かったですね。 「優しさ」と解釈されるものが、自分にとっては、 どの範囲の人たちのことまで考えればいいのだろう?と思いつつ、 …
9月は、とにかく夜眠れなかった。 朝6時ごろまで眠れない時が多く それは、眠剤を飲んでいなくても その時間になれば眠れるので、 まったく、薬が効いている気がしないと言った。 それで、昼間に寝てしまう。 天気が悪かったせいもあって、 ほとんど外にも出…
インスタもツイッターも、 中秋の名月の映える写真で溢れていて、 どう撮っても、映えない景色が画角に入ってしまう 私のところからは、 見えない新月を想像する方が美しく思えます。 『新月』 満月の輝きより 新月が好き そこにあるのに 見えないものに 思…
先日、ツイッターで、ボードレールの『旅のいざなひ L'Invitation au Voyage』という詩について書いたので、 そのお誘いへの返信です。 私が持っているのは、鈴木信太郎訳『惡の華』(岩波文庫)で、 古典的な言葉づかいが、とても素敵な訳文です。 なのに、…
短歌と詩の連詩という、イレギュラーな形の作品。 最初に、連詩の順番で作品が並んでいて、その次に、お三方の「感想戦」があって、最後にもう一度、全体を通して読むような構成になっている。面白かったのは、感想戦を読んだ後で、全体を音読してみると、ひ…
『再起動』 どうして わたしには 夜 眠くなって眠る 朝 ぱちっと目を覚ますという 人間の基本的な営みが 難しいのだろう? 無音の午前3時 どうして? どうして? 頭の中で静かに再起動が 繰り返される 止める方法を わたしは知らないまま
この1年半で、すっかり手が荒れてしまいました。 『金木犀』 金木犀のハンドクリーム あの香りを身に纏えるなんて うっとりする 消毒液で爛れた手に ヴァセリンを塗りながら思ふ
『コンビニ』 光あれ と 世界が創られたのならば 深夜のコンビニは 世界の始まり
わたしには 詩人の知人がいる 最近、新しく出版された詩集を 送って下さった その方の詩は ことば使いは柔らかいが 死者を悼む詩が多く その詩が持つ感情の強さに圧倒される 死を悼む詩と言えば、 わたしにとっては 宮沢賢治の『永訣の朝』だ あの天を衝く慟…
8月は、なんだかバタバタしていた。 いつものように、Google calendarを見ながら、 主治医に、一か月にあったことを話した。 在宅の仕事が少しあったこと、 ワクチンの2回目を打ちに行って、 2~3日はだるかったこと、 友人が亡くなったこと 友人の訃報を…
今年、海に行くために買ったネイルは、一度も出番がないまま、 8月31日になってしまいました。 『あヲ色』 さよなら 夏 小瓶に閉じ込められたあヲは 海にたどり着けないまま 夏が終わる キラキラのラメが光を反射し 何万倍にもなって 眩しい波になることもな…
綺麗な夜空の写真を見ながら、 本物を星を見たのは いつだったろう?と思ったので。 都会の薄ら明るい空からは星は見えないんです。 『人工衛星』 あの北の空に輝く明るい星 あれは 北極星? それを中心に天が廻り 旅人の道しるべになる星? ううん あれは人…
日曜日から気分が落ちています。 ここ2日間は、ずっと横になっています。 今は、こんな気分です。 『墜ちる』 空から墜ちた フライトレコーダーは 記憶を抱いたまま 海溝の底まで転げ落ち もう 陽の光に 照らされることは ありませんでした その海は 青も 藍…
最近は、近くを散歩するくらいしか外出しなくて、 特に、目新しい写真が撮れないのですが、 「今日も別に変わった形してないな、雲」と思って見上げた空が、 もしかして、これが最後に見る空になることだって、 あるかもしれない、と思って、 写真撮りました…
愛しみは、愛するものを失った悲しみのこと。好きな歌や詩が、支えてくれる瞬間ってあると思う。《メルト 》のところ、自分の好きな歌に置き換えて読んでみて下さい。 『祈り』 ≪メルト≫は心のお守りだ 心が沈みそうな時 ぼくは 見えない≪メルト≫を 左の掌で…
『 残りのことば 』 月も 星も 風も 花も 木々も 海も 雨も 雪も 雲も 輝き 溶けて 吹き荒ぶ 広辞苑はあんなに重たいのに 詩人たちの手垢が付いた ことばばかり あとには 何が残されているのだろう? それでも 月は昇る 送電線の間(ま)に
昨日の朝、というか、もうお昼だったけど、 起きて、スマホで時間を見たら、 友だちから連絡が来ていた。 同級生が亡くなったと。 慌てて、その子のSNSを見たら、 ご家族の名前で、 「〇〇は、何日に永眠いたしました」って 定型文みたいなのが載っていて、 …