双極の波は あヲの波 創作とか診療日記とか

吐き出せない思いで窒息しないために

7月の診察日記

今の主治医には、2020年5月からかかっている。

診療は、月に1回。

毎回、「どうでしたか?」と聞かれて、

「沈みがちだった」とか、

「急に3日くらい元気になった」とか、

Googleのカレンダーを見ながら話す。

 

色んなアプリとか試したけど、

結局、どれも長続きしなくて、

Googleのカレンダーに

他の予定と一緒に

その日あったことも書き込んでいて、

日記代わりに使っている。

 

1年の中で、

大きなうねりみたいなものがあって、

例えば、3月4月は高め、とか、

だから、冬に多少低くても、

春になるまで待って、

抗うつ剤は使わないようにするとか。

 

でも、コロナ禍で、その大きなうねりが

だいぶ影響を受けている気がする。

 

全体的に低めなので、

「あ、今日は元気だ!」と身体が軽く動く日は

あれも、これも、と

いろいろやりすぎて、

結局、疲れて、次の日はぐったりする。

以前だと、元気だと思うと、

3~4日は続いていたし、

落ち込んでも、

なんとなく、月曜日になると切り替わったりしていたが、

この1年位、本当にちょっと低めで留まっている。

 

主治医には、元気な時に、

一気に何でもやりすぎないように、

と、繰り返し言われているのだが、

だって、洗濯も、掃除も、買い物も、仕事も、

全部溜まっているんだもの。

無理。

 

それに、2~3年前に比べると、

全体的な気分のレベルが

だんだん落ちてきている気がする、

という相談をした。

 

エネルギーレベルが、

どんどん下がってるというか。

でも、治療の目的は、

「波を小さくする」ということなので、

じゃあ、抗うつ剤を使うと、

その反動で、躁状態になってしまう、

主治医と二人で、

躁状態の方が、うつより怖い」と

言い合って、

結局、薬はそのままになった。

 

躁状態」は、もういやだよ。

人に迷惑かけるし。

そういうことで、今月も、

北極と南極の間で、

赤道より、ちょっとオーストラリアよりの感じになってます。